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祝!「上神主・茂原官衙遺跡出土刻書瓦」国重要文化財指定答申!
令和6年3月15日(金)、国の文化審議会は、国史跡上神主・茂原官衙(かんが)遺跡出土の刻書瓦(こくしょがわら)1,461点を重要文化財(美術工芸品)に指定するよう文部科学大臣に答申しました。 今後、秋頃に官報告示を経て、正式に国指定重要文化財となる予定です。 指定されれば、上三川町では初の重要文化財となります。
〇上神主・茂原官衙遺跡って? 宇都宮市茂原町と上三川町上神主にまたがって所在する奈良時代から平安時代にかけて河内郡にあった役所跡(官衙)です。 政務を司る政庁(せいちょう)と税として集めた稲などを収める倉庫が集まる正倉(しょうそう)群で構成されています。 平成15年に国の史跡に指定されました。
〇刻書瓦って? 正倉群唯一の瓦葺建物の屋根に葺かれていた瓦のことで、「酒部(さかべ)」や「神主部(こうぬしべ)」など当時の人々約100名の名前が刻まれています。 官衙から人名を刻んだ瓦がまとまって出土することは全国的にも珍しく、当時の人々の名前の分かるとても貴重な資料です。
〇新指定展 今回指定となった資料を展示する展覧会が下記のとおり開催される予定です。 会期:令和6年4月23日(火曜日)〜5月12日(日曜日) 会場:東京国立博物館(東京都台東区上野公園13-9)
詳しい情報は町HPにてご確認ください。 https://www.town.kaminokawa.lg.jp/0137/info-0000003281-0.html
ーーーーーーーーーーーー お問い合わせ先 生涯学習課文化係 電話:0285-56-3510 ーーーーーーーーーーーー
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