| 2014年06月09日20時55分 宇都宮地方気象台発表 【大雨と雷及び降ひょうに関する栃木県気象情報】 栃木県では、９日夜遅くにかけて、土砂災害に警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、降ひょう、急な強い雨に注意してください。 ［気象状況］ 関東甲信地方の上空約５５００メートルには氷点下９度以下の寒気が流れ 込む一方、日本海の低気圧の影響で、南から暖かく湿った空気が流れ込んで いるため、大気の状態が非常に不安定となっています。この状態は１０日明 け方にかけて続く見込みです。 県内の多くの観測地点で、５日０時の降り始めからの総雨量が、６月の降 水量の平年値を超えています。 ５日０時の降り始めから９日２０時までの総雨量は、 （地点名） （総雨量） （６月平年値） 日光市今市 ３７９．５ミリ（２０３．７ミリ） 奥日光中禅寺湖畔 ３６７．５ミリ（２２０．９ミリ） 鹿沼 ２５６．０ミリ（１９０．６ミリ） 足利 ２５１．０ミリ（１４１．２ミリ） 日光市土呂部 ２４０．０ミリ（１４７．４ミリ） 塩谷 ２３０．５ミリ（１８５．９ミリ） 那須大島 ２１６．５ミリ（２２０．５ミリ） 佐野 ２１４．０ミリ（１４５．５ミリ） 佐野市葛生 ２１１．５ミリ（１７１．２ミリ） となっています（いずれもアメダス速報値）。 ［防災事項］ 栃木県では、９日夜遅くにかけて局地的に１時間６０ミリの非常に激しい 雨が降る見込みです。また、これまで降り続いた大雨により、地盤が緩み土 砂災害の危険度が高いところがあります。引き続き９日夜遅くにかけて土砂 災害に警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の増水に注意してく ださい。 大気の不安定な状態が続いているため落雷、急な強い雨に注意してくださ い。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意し てください。 １０日１８時までに予想される降水量は、いずれも多い所で １時間降水量 ２４時間降水量 栃木県北部 ６０ミリ １２０ミリ 栃木県南部 ６０ミリ １２０ミリ の見込みです。 ［補足事項］ 今後、気象台が発表する警報・注意報、気象情報等に留意してください。 次の「大雨と雷及び降ひょうに関する栃木県気象情報」は、１０日６時頃に 発表する予定です。 ［お知らせ］ 栃木県気象情報第１０号の防災事項に記述した、「１０日０６時までに予 想される降水量」は、「１０日１８時までに予想される降水量」に訂正しま す。 ------------ 発信元：栃木県危機管理センター この情報は栃木県防災メールを基に作成しております。２次利用のため情報伝達に遅延が発生している場合がございますので予めご了承ください。 栃木県防災メールの直接受信、気象注意報をご希望の方は栃木県防災メールへのご登録をお願いします。 栃木県防災メール登録 ＵＲＬ 【PC向け】 http://wwwbousai.bousai.pref.tochigi.lg.jp/bousaiMail/bousaimail.htm 【携帯電話向け】 http://www.pref.tochigi.lg.jp/c02/m/syou/mail01.html |
