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2014年06月08日21時30分
宇都宮地方気象台発表
【大雨と雷及び降ひょうに関する栃木県気象情報】
栃木県では、９日明け方にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、はん濫に警戒してください。
［気象状況］
栃木県には暖かく湿った空気が流れ込んでおり、非常に激しい雨が降り続
いています。また、９日にかけて大気の不安定な状態が続くでしょう。
５日０時の降り始めからの総雨量が、６月の降水量の平年値を超えている
所があります。
５日０時の降り始めから８日２１時までの総雨量は、
（地点名） （総雨量） （６月平年値）
奥日光中禅寺湖畔 ３４５．０ミリ（２２０．９ミリ）
日光市今市 ２５１．５ミリ（２０３．７ミリ）
足利 ２４２．０ミリ（１４１．２ミリ）
日光市土呂部 ２２２．５ミリ（１４７．４ミリ）
鹿沼 ２１３．５ミリ（１９０．６ミリ）
佐野 ２０７．０ミリ（１４５．５ミリ）
佐野市葛生 ２０６．０ミリ（１７１．２ミリ）
栃木 １８７．５ミリ（１６１．４ミリ）
塩谷 １７３．０ミリ（１８５．９ミリ）
高根沢 １５９．５ミリ（１６４．０ミリ）
宇都宮 １５６．５ミリ（１７４．７ミリ）
小山 １５４．０ミリ（１４４．８ミリ）
日光市五十里 １５２．５ミリ（１５６．３ミリ）
となっています（いずれもアメダス速報値）。
［防災事項］
栃木県では、８日夜遅くは非常に激しい雨が降り、局地的に雷を伴い１時
間に８０ミリの猛烈な雨が降る見込みです。
５日から降り続いた大雨により、地盤が緩んでおり、増水している河川が
あります。
９日明け方にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、はん濫に警
戒してください。また、大気の不安定な状態が続いているため落雷、急な強
い雨に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業
施設の管理にも注意してください。
９日２１時までに予想される降水量は、いずれも多い所で
１時間降水量 ２４時間降水量
栃木県北部 ８０ミリ １２０ミリ
栃木県南部 ８０ミリ １２０ミリ
の見込みです。
［補足事項］
今後、気象台が発表する警報・注意報、気象情報等に留意してください。
次の「大雨と雷及び降ひょうに関する栃木県気象情報」は、９日６時頃に発
表する予定です。
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発信元：栃木県危機管理センター
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