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2015年07月17日17時04分 宇都宮地方気象台発表
【平成27年 台風第11号に関する栃木県気象情報】 栃木県では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。17日夜遅くまで土砂災害に注意するとともに、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨にも注意してください。
[台風の現況と予想] 台風第11号は、17日15時には倉吉市の北西約40キロにあって、1 時間におよそ15キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は994ヘク トパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中 心から半径390キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いていま す。 台風は、引き続き山陰沖を北上し、次第に風が弱まって18日朝までには 日本海で熱帯低気圧に変わる見込みです。
[雨の実況] 栃木県では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。 降り始めの16日00時から17日16時までの総降水量(アメダス速報 値)は、多い所で、 奥日光中禅寺湖畔 234.5ミリ 日光市足尾 206.0ミリ 佐野市葛生 194.0ミリ 足利 184.5ミリ 日光市今市 183.0ミリ 鹿沼 171.5ミリ 佐野 165.0ミリ 大田原 164.5ミリ 高根沢 159.0ミリ 塩谷 150.0ミリ 宇都宮 149.0ミリ 日光市土呂部 146.0ミリ となっています。
[防災事項] <大雨・雷・突風> 栃木県では、17日夜遅くにかけて、北部で1時間40ミリ、南部で1時 間30ミリの、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。 18日18時までの24時間に予想される雨量は、60ミリの見込みです。
17日夜遅くまでは土砂災害、河川の増水に注意するとともに、落雷や竜 巻などの激しい突風のおそれもありますので、発達した積乱雲の近づく兆し のある場合は、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項] 今後、気象台の発表する注意報、竜巻注意情報等に留意してください。 これで「平成27年 台風第11号に関する栃木県気象情報」を終了しま す。
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発信元:栃木県危機管理センター
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